禁煙中の最大の敵「1本お化け」
禁煙中の最大の敵「1本お化け」とは?
この記事のタイトルは大袈裟なタイトルにしてますが、私が度々「1本お化け」と言ってるものの正体はは禁煙中の「1本だけ吸っていいだろう」という欲望です。
なぜ、「1本お化け」と名付けたのか?というと、禁煙中に度々出現し、それに負けて1本吸ってしまったら、1本で済まず、そのまま禁煙失敗となってしまうからです。
この前の記事に書いた禁煙の理由をしっかり持って、いざ、禁煙となってから、この「1本お化け」との戦いになります。
「1本お化け」の出現率の高い順と対処法
1.禁煙初日
禁煙初日は、当然出現率多いです。
例として、寝て起きてから禁煙開始となった場合で考えます。
朝起きてから、まず現れ、朝ごはん食べて、また現れ、通勤の支度し終わって、さあ一服。と朝から次から次へと顔を出してきます。
この辺は禁煙したばかりで、さあやめようと思っているのでなんとか乗り切れると思います。
その後、昼食食べた後くらいが「1本お化け」山場となるでしょう。
その後も仕事して、ちょっとした隙に「1本お化け」は顔を出してきます。
仕事終わった後、夕食を食べた後と家に帰って落ち着いた時、寝る前と常に顔を出してくるので、もうシカトするしかありません。
2.禁煙2,3日目
この2,3日目が「1本お化け」との戦いの最大のヤマ場になります。
初日よりは出現率は減ると思います。ただ「1本お化け」が顔を出してくるときはかなり強烈になってます。
「1本お化け」はあらゆる手を使って喫煙者に戻そうとしてきます。
『喉から手が出る』という表現がわかるようになるくらいの時もあるくらいです。
この2,3日で「1本お化け」に屈してしまうと、最初の1日目の苦労の意味が全くなくなってしまいます。
ちょっと、考えてみてください。喫煙者が1日タバコ吸わない状況ってありえません。それをあなたは乗り越えたのです。
ここで、屈してしまうと全く1日目の意味がなくなってしまいます。
なんとか耐えて意味あるものにしましょう。
それでも、どうしても欲しいと思ったら、タバコを吸わず、「ニコレット」のようなニコチンガムをかじってください。このニコチンガム、ハッキリいってまずいです(笑)。舌がピリピリする感じがあります。ただその舌の感覚は最初の頃だけでかじっていればだいぶ薄れます。
ニコチンガムはニコチンが含まれているので、これをすることにより「1本お化け」の力はよわまります。禁煙中、なるべくニコチンは取り入れない方がいいですが、もうダメだと思った時に試すようにしましょう。
3.禁煙4日目から1週間くらいまで
この期間は初日と2,3日目に比べたらかなり「1本お化け」の出現確率は減ってきます。
ただまだまだ出現してきます。この頃だと2,3日目に比べると誘惑は少し和らぎます。
いつも吸ってたタイミングに「1本お化け」は現れ、あなたを喫煙者に戻そうとしてきます。
ただ2,3日目はニコチン切れの禁断症状のピークであり、それが過ぎてるので、体としての禁断症状は和らいでます。
習慣によるいつもタバコを吸ってた状況になった時にタバコを吸いたいと思ってしまいます。
ここで「1本お化け」に屈してまうと、せっかく1番辛かった状況を乗り越えたのにその辛い状況が無意味になってしまいます。
この期間にタバコを吸ってしまって、失敗してしまうケースが1番多いのかなと思います。
タバコを2,3日吸わないってことは喫煙者にはもうできないでしょう。ここで吸ってしまえば、もう禁煙は失敗です。なんとかこの1週間を乗り越えれば禁煙成功に近づきますので、タバコを吸いたくなったら、キシリトールガムをかじって代用しなんとか1週間を乗り切りましょう。
4.禁煙1週間〜
禁煙1週間以上超えたら、「1本お化け」の出現率はかなり下がります。
1週間目、2週間目、1ヶ月目、2ヶ月目といった節目に少し強く現れることはありますが、かなり勢力は弱まってます。
1週間乗り超えたら、節目節目に「1本吸ってもいいだろう」というのをクリアしていければ禁煙は難しかありません。
ここで、大事なのは心の隙を作ってしまいついつい吸っちゃったということがないように気をつけなければなりません。
1週間超えて禁煙したのに1本のせいで今までの苦労は全く無意味となってしまい、それだったら禁煙しない方が良かったとなってしまいます。
無駄にストレスを溜めて禁煙してたのが無駄にならないよう気を引き締めましょう。
禁煙2ヶ月以上続けれたら、日常的に「1本お化け」は出てきません。タバコを意識することもなくなってます。
もし、まだ意識に出てくるとしたら、禁煙を始める時にやめる理由をしっかり持ってないことが原因で辞めれないのだろうと思います。
禁煙する理由をしっかり思い出して、なんとか禁煙できたと言えるようになりましょう!
時間がたてばタバコのことなんか忘れてしまいます。